困った介護現場 その1
本当に困った介護現場
その1
現在の話ではありません。
私が介護ヘルパーとして働いていた頃のことになります。
サービス責任者、以後(サ責)から言われていたのは、60代、女性、パーキンソン病
で入退院を繰り返していたのだが、最近自宅に戻られたので、住みやすく自宅を
整備してご家族。(ご主人、次女様)と数ヶ月過ごしたいとのこと。
主なサービス内容としては、週に2回のお風呂の介助、トイレ介助、調理補助が
メインとのこと。時間は足りるのかな。
サ責の歯切れの悪い言い回しに、多少の不安はありつつも
現場に入りました。
初回のみ私がサ責と入り、翌日からは私が他の日に入るヘルパーに手順を教えると言う
流れになりました。
指定されたお宅に伺うと、家の前でサ責が待っていました。
車を止めて、玄関から入るはずが、表に回って、リビングらしき方の、網戸をガタガタ
させて、(レールにもちゃんと入っていないので、)軋ませながらリビングらしき部屋から
挨拶をして入りました。
このサッシ、壊れているので、毎回外れてしまい、レールにはめることから仕事を
始めなくてはなりませんでした。
さて、部屋の中はというと
新聞紙が部屋中に敷き詰められたリビングには、布団が敷かれ、3匹の小型犬が
走り回っていました。
で、どういうわけか布団から次女さんが寝ぼけ眼で起きた様子。❓❓何が起きた❓
肝心の利用者さんは車椅子に座ったままキッチンに居ました。
小型犬が走りまわり、新聞紙の上も注意深く歩かないとワンコの、●ん●が落ち
ていて踏んづけてしまいます。💦
この日はお風呂介助どころではなく、まずは、お風呂と洗面所をざっと片付け
ることになりました。
お察しのとうり、ゴミ屋敷化したお宅での介護となります。
続きます

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