母が週に2回通っているデーサービス。

９５才になる母は、高齢の方でしょう、お仲間さんのおばあちゃんも

たくさんいるようで、若い頃の話やら、お嫁さんの事など話して、週に2日

ですが楽しんで通っています。

デーでは、女性、男性、分かれて過ごすのが一般的だと思いますが、母には

お気に入りの男友達がいて、それも、このデーを変わりたくない理由の一つだと

思います。

その男友達とは10歳近く年が離れているので、最初の頃は、男友達もまだ70代なので

母の通院のお供や、当然、車を出してのアッシー君をしてくれて、とても助かってい

ました。

相手の男性も離婚して、家族は出戻りの娘だけという生活だったので、母とのランチや

買い物は気楽な外出だったのでしょう。

私たち娘は最初の頃は、なんとも微妙な感じだったのですが、何度か会って、きめ細かく

母の面倒を見てくれる姿に、感心しました。

食事が終わると、さっと楊枝の袋をやぶいてくれたり

段差があると、さっと手を引いてくれたり

イヤイヤ、若くてもこういう気のつく人いませんよね。

そんな付き合いがずっと続いていたのですが,

3年ほど前に男友達が脳梗塞を患い、一気に形勢逆転。

幸い、自力で歩くことができるまで、元気になったのです。

今までアッシーをしてくれたからと、今ではデーサービスのない日には母が弟のように

面倒をみています。

リハビリのために、近所のショッピングモールまで、タクシーで送り迎えして、

ランチを食べさせて、モールの中を歩いて、疲れたら、コーヒーを飲み、また

家まで送り、自宅へ帰る。

そんな95歳いるでしょうか？

いつまでも元気で、この生活が、今の母の生きがいだと思うので、見守っています。

今年の正月、誕生日のお祝いで