hontonohanashiのブログ

新しい出会いや別れ、日々のありふれた日常を綴らせてください。
たまの愚痴はお許しくださいね。

叔母の家の片付けでびっくり仰天



テレビを見ていたら都市部での野生生物の被害の報告を映
していました。


都内で、アライグマ、ハクビシン、野生リスの捕獲駆除、1年で
1600匹以上、(正確な数字は違っているかも)だそうです。



これらの動物は見た目は可愛いですが、病気の感染源となることが
あるそうで、問題視されているようです。



私にも思い当たることがありました。




数年前伯母の家を片付けたときのことです・・


当時おばは80代で、都内に一人暮らし。
身内は私たち兄弟しかおりませんので、たまに様子を見に行って
いたのですが、ご近所からごみを勝手な時間にどこでも出してしまう
とかの認知性の症状が出てきたため、説得して介護施設に入居して
もらいました。



その後、数年して叔母が亡くなり、家を空けるために片付けに
行ったのですが


お茶の師匠をしていたきれい好きの叔母。
認知症になってからは、掃除は行き届いていなかったのですが


な〜んと
ゴミ屋敷となっていました。


まさに足の踏み場のない状態。叔母が入所している間、とりあえずの
貴重品は引き上げてきていたのですが、ガラスが割られ人が土足で
上がりこんだようでした。布団も出して寝ていたような。


タンスや押入れは引っ掻き回され、外からは動物まで入り込んで
いました。ふんがあちこち




タンスの中に狐の襟巻きのようなものが見え(昔は頭のついた
しっぽまでの狐の襟巻きがあったのですね)



おばは着物の時にはこんな襟巻きをしていたので、ちょっと
近づきたくないなとは思いながらも覗いてみたら、


ぎゃ〜
狐のミイラ


あとで、ゴミ屋敷の片付けの専門業者さんにお願いして
まるごと荷物を引き取ってもらいました。
狐だと思ったものは、あとから聞いてみたらこのところ、
空き家や屋根裏にすみかを移しているハクビシンとわかりました。



実はこんなことがなければ、お茶の道具がたくさんあるので
少しは持ち帰りたいと思っていたのですが、(お茶碗や茶器など)
すっかり気分もやる気も落ち込みまして数点のお茶碗を持ち帰るに
とどまりましたが・・・


今考えれば少々もったいなかったですね〜