母からの電話
毎日、夜になると母から電話があります。
毎回同じような内容ですが、今日も、通帳が見当たらないという話です。
通帳は一年前くらいには母が自分で持っていたのですが、銀行でおろし方が
わからなくなったり、せっかくおろしてきた現金がどこかに無くなったという
ことが多くなり、自分でも不安になって長姉に全て預けたのですが、そんなことは
とっくに忘れてしまい毎日、私に電話してくるのです。
毎日、そんな話だと、こちらもうんざりするんですが、やんわりとお金の話は聞くふり
して、他の話にすり替えてます。😀
仕事の時もそうでしたが、認知症のお年寄りは、自分が若くていちばん
輝いていた時のことは忘れないんです。
あるお年寄りは、いつまでも20歳だと思い込んでいたし、両親のことを
たくさん話してくださいましたっけ。
振り袖姿がよっぽど嬉しかったのかな。
母の記憶はまだまだ確かで、私の子供時代の忘れてほしいことまで覚え
ていますけど。
これ以上、いろいろ忘れないでほしいな。
もう50年以上前の母。多分40代
今では疎遠になっている3姉妹。私は小学生の頃。
習っていた三味線のおさらい会の時の写真です。
こんな時代もあった🤭のです

このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。