ゴミ屋敷の家でのお仕事(その1)
70代の女性Yさんは難病のパーキンソンを患っていました。
1ヶ月の長期入院の後、 QOLが悪くなり自宅内でもほとんど
寝ているか、車椅子の生活になり、ケアマネージャーの連絡により
私とS責任者の二人で家にお邪魔すると・・・
見たこともない光景が広がっていました。
足の踏み場もないほど新聞や雑誌、小型犬が走り回り、あちこち
散らばっている新聞紙の上には犬のおしっこや、うんちが転がっており
声を失いました。
70代の女性はベットからなんとか起き上がり、車椅子にどうして乗ったか
不明ですが、台所のものが散乱したテーブルの上でぎょうざを包んでいました。
このご家族の構成は、まだ第一線で働いているご主人と、長女40代(精神的
病で寝たり起きたり)
この日も新聞紙が散乱している和室の布団から起きてきて、ちょっと気まず
そうにしておられましたが、4匹の小型犬の世話がやっとのようでした。
なるほどね〜犬が家中におしっこを撒き散らしているから、新聞紙のやまになる
わけね〜。
だからこの家は大きな犬小屋になっていたわけです。
つづく
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