hontonohanashiのブログ

新しい出会いや別れ、日々のありふれた日常を綴らせてください。
たまの愚痴はお許しくださいね。

長崎旅行 平和への祈り

長崎を訪問するからにはキリシタン弾圧の禁教の歴史と、原爆の投下地、長崎から

目を背けるわけにはいきません。


原爆記念館は悲惨すぎることから、せめて、投下地に近い浦上天守堂には一度

訪ねたいと思っており、まず通り道でもある平和公園の平和祈念像の前から

歩いて浦上天守堂を目指しました。


平和公園の平和の泉にて






と刻まれていますが被爆当時9歳の少女のものだそうです。

水を飲ませてはいけない…。でも喉が渇いて仕方がない…。

でもきれいな水は当然ない…。


3つの『ない』の極限の状況に於いて、少女は水を飲むことを選びました…。






そしてちょうどこの日は8月9日の原爆の日を前に、平和祈念像と平和公園内を、

式典の為、清掃作業をたくさんの人が従事していらっしゃいまして


記念像にはクレーンで工事関係者の方がお掃除していました。


暑い中、本当にご苦労様です。












そうしてようやく、爆心地に近い浦上天守堂に到着しました。


鐘楼ドーム部分は爆風で落下

落ちたままの形で保存。


アンジェラスの鐘🔔は瓦礫の中から発掘されて、

今も変わらず保管されております。









入り口には

首のもげた石像の数々。

暑さのせいと、悲惨な姿に汗が噴き出してきました。






建て替えられた現在の浦上教会。






なかは撮影できませんでしたが、ステンドグラスと、

お御堂のあまりの大きさに圧倒されました。


祭壇前まで行き、聖体訪問させていただきました。

(私も娘もカトリックの信者のため入れていただきました)





ここまでくる観光客はほとんどいないため、静かな時を

過ごさせていただきました。

恒久平和のため、お祈りさせていただきました。




原爆で破壊されてしまった、天使の頭部分



先ほど通った石像の頭だけを集めてあったり






なんと

心臓がバクバクしてしまうのです。


ここに集う信徒たちは






次は、修学旅行でも立ち寄りました、世界文化遺産に

認定された大浦天主堂に向かいました。


昔と違い、原宿のように賑わっている大浦天主堂には

疑問もあるのですが、入場料を払ってでも見る価値は

やはりあると思います。


ここまでお付き合いいただきました。感謝