hontonohanashiのブログ

新しい出会いや別れ、日々のありふれた日常を綴らせてください。
たまの愚痴はお許しくださいね。

映画「母と暮らせば」


戦争の映画は本当は苦手でした。


でも
なんとなくNetflixのおすすめで出てきたので、観てみたので
すが、最初から引き込まれました。


山田洋次監督作品
主演 吉永小百合、二宮和也


ニノというと、たくさんの戦争の映画
「硫黄島からの手紙」 「ラーゲリより愛を込めて」にも
出演していたと思うのですが、そんな理由でまだ視聴した
ことはありませんでした。


でも、この作品は舞台が長崎なんですよね。
先月、長崎の原爆資料館や、浦上天主堂で原爆で破壊された
諸々の建物や、石像の数々を観てきたばかりだったので、感情移入
してしまい、涙なくしては見ることができませんでした。






息子二人を戦争で亡くした吉永小百合(伸子)が、希望をなくして
いたところへ二宮和也演じる(浩二)が三年経って突然ひょっこり
と現れ、楽しかった思い出話から他愛もない話をするようになり、
ほんの少しだが、希望も持てるようになってきた。


母は、敬虔なクリスチャンなのだけれど、心の奥底では、どうして
自分ばかりがこんな悲しみを背負わなくちゃいけないんだ、という
苦悩を死んでしまった息子に打ち明けます。


ラストは切なすぎて、切なすぎて。






改めて、ニノってすごい。
演技力で、ここまで感情移入させられるなんて。



余談ですが・・・
夕方に買い物に行く予定だったのですが、泣きすぎて
サングラスを外せませんでした。