hontonohanashiのブログ

新しい出会いや別れ、日々のありふれた日常を綴らせてください。
たまの愚痴はお許しくださいね。

エアコンをどうしても使用しない高齢者

室内であっても、高齢者が熱中症になり、意識不明


で、病院に搬送なんてニュースをよく聞くのですが、


なぜなんでしょうね。





単純に冷気に当たるのが嫌だ


電気代が心配


という理由の他に、本当に暑さを感じない


という高齢者もいるようです。


実はそれが一番危険で、


皮膚の暑さを感じるセンサーが鈍くなってきている

のだとのこと。





以前、訪問介護の仕事をしている時、午後3時くらい


西日の当たる部屋で真夏の室温は最高潮。


37℃超える日もあって、これからお風呂にもはいるのに


暑くなってますから、エアコンつけましょう。


と、再三言って、お風呂から出るまでの間、30分くらい、


エアコンつけていただいていました。







96歳の母は暑いのが苦手で、いつもエアコンつけてましたけど、


この頃では、涼しいから、夜エアコンを切っていると言っていたり

するので


いよいよ体温感知センサーがポンコツになりつつあるようです。






そうそう、

再三、西陽の当たる部屋で過ごしていたご利用者様に、


熱射病になるから、お風呂の日だけはエアコンつけてくださいと

お願いしていたので、


口うるさいヘルパーだと疎んじられて、私はそのお宅をクビに

なりましたがね。



今に至っては


もっと、上手に説得できたかな……


と、残念な気持ちも多少はありますが、真夏の暑さの中、


そのお宅はばかりでなく、エアコン嫌いのお年寄りのお宅は


たくさんありましたから、夏に限っては大変な仕事でした